最後まで美味しく食べられることを大切に――
主菜も副菜も“おもてなし”のこだわり
法事の仕出し折詰といえば、サザエやエビ、炊き合わせや煮物など、どうしても似たような素材や味付けの副菜が並びがちです。
「サザエの身を手で取り出すのが面倒」「エビの殻を剥くと手がベタベタに」「ワタが苦手」「同じ素材が重なって飽きてしまう」――そんなお声もよくいただきます。
せっかく高い原価と手間をかけて調理しても、「手が汚れる」「食べづらい」という理由で主菜や副菜が残ってしまうのは、作り手として本当に残念でなりません。
お施主様の“おもてなし”の気持ちを、最後までしっかり届けたい――それが、やなぎさわやのこだわりです。
そこで、私たちはおせちや高級オードブルを参考に、主菜も副菜もすべて“一口サイズ”にカット。お子様やご年配の方、女性もお箸で食べやすい大きさで仕上げています。
魚や自家製熟成サーモン、ステーキなども柔らかく焼き上げ、お箸で簡単に切り分けられる工夫を施しました。
副菜は8種類以上、異なる素材や味を少しずつカップに詰めて、見た目も彩り豊かに、いろいろな味を楽しめるようにしています。
「最後まで飽きずに全部食べられた」
「高齢の母も全部食べてくれた」
――そんなお客様の声が、私たちの一番の励みです。
一口ずつ、たくさんの種類を味わいながら、最後のひと口まで美味しく食べてほしい――その想いを込めて、どの料理も手間を惜しまず仕上げています。
法事の大切な日、「美味しかった」と心から言っていただけるおもてなしの料理を、やなぎさわやはこれからも、丁寧にお届けしていきます。