
初夏のごほうび。淡路島の新玉ねぎが届きました
初夏の一里木マルシェで出会った、淡路島産の新玉ねぎ。
袋を開けた瞬間から、ふわりと広がるやさしい甘さ――。
朝の仕込みで包丁を入れると、キッチンいっぱいに瑞々しい香りが広がって、
「今日も頑張ろう」と背筋が伸びる。そんな食材です。
淡路島の玉ねぎは、生でかじっても涙が出ないくらい、とにかく甘い。
やわらかな繊維はサラダでシャキッと、煮物にすればトロトロ食感。
火を通すごとに甘みが際立ち、家族も「これ、また作って!」と箸が止まらなくなります。
料理の仕事をしていると、“美味しい”の一言や、“また食べたい”という声が、いちばんのご褒美。
特別な日じゃなくても、ふとした日に「美味しい」と言ってもらえる喜び――
その瞬間のために、ひと皿ひと皿、今日も心を込めて仕上げています。
家族の食卓を、初夏の旬がそっと彩りますように。
これからも、一つひとつの食材と向き合いながら、お届けしていきます